こんにちは、管理人のりんぼぅです!
度々放送されている「8時だよ!全員集合」のドリフコントですが、9月16日放送回では3時間半におよぶ特集がされ、変わらぬ人気の高さがうかがえますね。
しかし、ドリフのコントは一体何が面白いのか分からないという声も多く見られます。
ドリフ世代でない方々にとっては、つまらない、いまいち笑えないと感じることもあるのではないでしょうか。
実は筆者もその一人です。
どこが面白いんだ・・?
そこで今回は、「8時だよ!全員集合」のドリフコントは面白くないのか、世間の反応を調査してみました!
そして調べているとなぜ令和の今も人気なのかが分かりましたので一緒に確認していきましょう!
8時だよ全員集合ドリフコントは何がどこが面白いの?
9月16日に「不適切だけど笑っちゃうドリフの伝説コントBEST20」ということで、3時間半にわたり特番が放送されましたね。
今年はドリフ結成60周年の記念すべき年ということで、当時の人気コントが次々に紹介されました。
昔からドリフのコントや志村けんさんのバカ殿様など、定期的に放送されていますが、個人的にいまいち面白さが分からないでいます。
面白さはどこだろう・・
明るくて楽しいとは思いますが、笑えるかと言われると「う~ん・・」という感じです。
放送当時は大人気番組だったようですが、一体何が面白かったのでしょうか。
「8時だよ!全員集合」の全盛期は1970年代前半で、視聴率は50%を叩き出したこともあるため「おばけ番組」と呼ばれていたそうです。
ちなみに最近のバラエティー番組ですと、視聴率10%~15%で高視聴率番組とされています。
現代はテレビ番組以外にも様々な娯楽媒体がありますから、当時の視聴率と比較するのはあまり意味がありませんが、それでも当時の人気の高さがうかがえますね。
ドリフのコントはなぜ大人気だった?
それほどまでに人気だったのは一体なぜなのでしょうか。
全員集合は毎週生放送で行われており、台本はあるものの、芸人のアドリブや予期せぬハプニングなど「何が起きるか分からない」緊張感が視聴者を惹き付けていたそうです。
また、大仕掛けのステージから繰り出される“分かりやすい笑い”も人気の理由だったのだとか。
代表的なのは天井から落ちる金タライや、ツルツル滑って上れない坂道などですが、現在のバラエティー番組のドッキリの仕掛けで使われることもありますよね。
今では見慣れてるけど当時は画期的なアイデアだったんだね!
オチが想像できる単純なネタばかりでしたが、その「お決まり感」がお茶の間に人気だったそうです。
「またいつものあれでしょ?」と期待させ、本当にその通りになることがウケていたのだとか。
ダチョウ倶楽部の押すなよ押すなよ!と同じ感覚かな笑
過激な演出があったり、パワハラまがいのことが起こったりと、今では完全NGなことも多かったようですが、それが笑って許されていた時代だったということでしょう。
令和の風潮に慣れてしまっていると、ドリフのコントに対し「やりすぎ」と感じ、何が面白いのか分からないと感じる人が多数いるのも不思議ではないですね。
ドリフコントはつまらないし笑えない?
今回の放送では3時間半におよぶ特集がされ、今でも需要があることが分かりますね。
しかし、正直つまらない・・と感じる方も多いのではないのでしょうか。
筆者自身がドリフのコントにいまいち面白さを見出だせないのですが、世間の声を調べていると同じような意見が散見されました。
①ネタが単純でつまらない
②リアクションがオーバーすぎて笑えない
③ネタ内容がベタすぎる
④品のないコントが多々ある
以上のような感想が多く見られました。
ただ、これらの意見は筆者含め、ドリフを知らない世代の方たちが多いのではと推測されます。
ドリフは『視覚で笑わせる』ということに重きを置いているように感じますが、現在のお笑いにはそういった風潮はあまり見られないですよね。
漫才やコントもオチが予想できない複雑なものが好まれる傾向にある気がします。
ドリフが面白くないと感じる人が多いのも時代の流れということなのでしょうね。
今ではつまらないけど、当時ウケていた理由は?
現在では上記のような理由で「面白くない」と感じる人も多いわけですが、当時は上記のような理由だから「面白い」と感じていた人がたくさんいたわけです。
①の『ネタが単純でつまらない』に関しては、分かりやすい笑いが当時は人気があったということですよね。
②の『リアクションがオーバーすぎて笑えない』に関しても①と同じで、視覚的に分かりやすい笑いがウケていて、芸人さんたちが全力で演じているという絵面もまた面白さを引き立たせていたのだと思います。
③の『ネタ内容がベタすぎる』に関しては、お決まりのネタだからこその安定感があり、分かりきった”しつこい”展開が好まれていたということですよね。
④の『品のないコントが多々ある』に関しましては何とも言えませんが・・、当時は「何でもあり」な雰囲気だったということが分かります。
それゆえ、子供には絶対に見せない親もいたそうです。
クレヨンしんちゃんみたいな感覚だったのかな?
しかし「8時だよ」は子供に大人気の番組で、子供のいるお茶の間に支持されていたようです。
確かに子供は、見た目から入る分かりやすいお笑いや、オーバーリアクション、繰り返しのしつこい展開などが大好きですよね。
当時は家族揃ってみんな爆笑していたのだろうと思うとなんだかほっこりします。
今回の放送でも観覧していた子供たちは爆笑していましたから、そこには普遍的な笑いがあるのだと分かりますね。
現代の大人はあまり面白く感じられない人もいるかもしれませんが、令和の子供を笑わせられるんですから、ドリフってやっぱり凄いんだと感じました。
8時だよ全員集合ドリフコントは面白くない声もある中なぜ今も需要が?
ドリフ世代でない人たちからすると「8時だよ全員集合」はつまらないと感じる人も多いというのは先述しましたが、なぜ今でも特番が放送されるほど人気なのでしょうか。
需要が高いのはなんで・・?
これはあくまでも筆者の推測なのですが、面白いからではなく、”懐かしいから”放送されているのではないかと思います。
全盛期は今から50年ほど前ですから、当時爆笑しながら見ていた子供たちは還暦を迎えているわけですよね。
今の60歳代以降の年齢の方たちにとっては懐かしさを感じる、あの頃を思い出させてくれる存在がドリフなのではないかと思います。
お笑いにも流行がありますから、ドリフのコントが今の時代の人にあまり響かなくても当時はそれが最高のスタイルだったわけです。
例えば、30年前に流行ったメイクに対して今では「何が良かったんだ・・?」と感じますが、当時はそれが一番かわいく見えたんですよね。
大仕掛けでの過激な演出や品がないネタは現代ではウケないかもしれませんが、昭和時代ならではのおおらかさを感じることができ、そういう目線で見るとドリフの良さが分かる気がします。
ドリフコントのように、「単純な」「ただ明るい」番組を純粋に笑える価値観が今に時代に必要なのかもししれないですね。
現代は何かと「コンプラ」の時代で、規制が厳しいですよね。
真ん中から少しでも逸れると過剰に叩かれてしまったり、変更を余儀なくされたり。
その出来事により悲しむ人が出るのはあってはならないことなのですが、「明らかに悪意がある」とか「明らかに配慮に欠けている」とかいう場合でない限りはメディアもそこまで大事にしなくていいのでは・・と思ってしまいます。
個人的な意見ですし、「明らかに」という基準も人により違うので難しいところではあるのですが・・。
話しは逸れましたが、ドリフのコントのように「何をやってもOK」のような空気は現代には受け入れられないかもしれません。
ですが、その頃の「ゆるさ」こそが今の時代に必要な気がしています。
8時だよ全員集合ドリフまとめ
今なお放送される「8時だよ!全員集合」のドリフのコントについて調べてみましたがいかがでしたか?
特にドリフを知らない世代にとっては、つまらない、あまり笑えないと感じる人が多いことが分かりましたね。
しかし、お笑いにも流行がありますから、当時は最高にウケていても現代の人からするといまいち良さが分からないと感じてしまうのは当たり前の現象だともいえます。
最近のキングオブコントの優勝者だって、50年後には「面白くない」と言われているかもしれません。
それでも今なお特番が放送されているのは、きっと「懐かしさを感じたい」という需要のためなのではないかと思います。
当時喜んで見ていた子供たちは今や還暦を迎える年齢になり、あの頃のおおらかだった時代を思い出させてくれるのがドリフの存在なのかもしれません。
「コンプラ順守」というのは当然必要なのですが、行き過ぎると息苦しさを感じますよね。
「8時だよ」の全盛期ほどはっちゃけるのもどうかとは思いますが、現代の空気がもう少しおおらかな雰囲気になってくれるといいなぁと思います。
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